下鴨車窓
『旅行者』
出演者 追加募集

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下鴨車窓とは?

 下鴨車窓は現代演劇の作品をつくる団体として2004年に設立、京都を拠点に活動する劇作家、演出家の田辺剛が代表している。もともとは出演者(俳優)やスタッフは常駐しておらず作品ごとに募っている方法だったが2020年4月に劇団化。現在は田辺と俳優二人が所属している。創作は京都市内にて、公演活動は地元だけにとどまらず、国内各地を巡演、2015年には初めて香港とマカオでの海外公演を果たした。
 演劇作品の創作の他に、戯曲を執筆する講座「ことばにつむぐ」を実施。一般へ向けての演劇の普及事業を行っている。
メンバー:岡田菜見、田辺剛、福井菜月

田辺剛 プロフィール

 劇作家、演出家。1975年生まれ。福岡県福岡市出身。現在は京都市に在住し創作活動を続けている。演劇創作ユニット「下鴨車窓」を代表し現代演劇の創作・公演活動を行っている。
 2005年に『その赤い点は血だ』で第11回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。2006年秋より文化庁新進芸術家海外留学制度で韓国・ソウル市に一年間滞在し、劇作家として研修する。2007年に『旅行者』で第14回OMS戯曲賞佳作を受賞。
 2015年からは劇団うりんこ(愛知県名古屋市)の依頼によって子ども向けの舞台作品を創作している。2020年現在で田辺が脚本・演出を務める作品の二つが東海地域を中心に全国の小学校などで日々巡演している。特に『きみがしらないひみつの三人』(2018年8月初演、現在全国巡演中)は、厚生労働省社会保障審議会において令和元年度児童福祉文化財の特別推薦作品に選出された。
 近年では西日本を中心に戯曲を執筆する講座の講師を数多く務め、初心者から経験者まで受講生の経験に応じた多彩なプログラムを実施している。受講生からの戯曲賞の最終候補者や受賞者も輩出し注目されている。
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